IT雑記

あるエンジニアの雑記ブログ

AWS SAA合格記

はじめに

先日(2020/8/29)にAWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト(SAA)を取得したので、学習で使用した教材や学習方法を書きたいと思います。
これから受験される方の参考にしていただければ幸いです。

f:id:mskt001:20200920115740j:plain

合格に必要なスコアは「720点」なのでギリギリまではいかないが、もう少しスコアが欲しかったといったところです。

AWS SAAとは

AWS認定資格の中で主にAWSにおけるアーキテクチャ設計に関する知識を問われる試験となっています。

AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験は、AWS における分散システムの可用性、コスト効率、高耐障害性およびスケーラビリティの設計に関する 1 年以上の実務経験を持つソリューションアーキテクト担当者を対象としています。

AWS 認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイト より引用

AWS SAAの試験概要

AWS SAAの試験概要は以下の通りです。

コロナ禍ということでリモートでの試験も検討しましたが、私は家だと子供が部屋に乱入してきたりするなど集中できない状況になる可能性があるので、センターで受験しました。。。

AWS SAAの試験範囲

AWS SAAの試験範囲は以下の通りです。

f:id:mskt001:20200920114403j:plain
AWS 認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト (SAA-C02) 試験ガイド より引用

私は資格勉強をする際に勉強の最初は試験範囲の内容を押さえることに時間を割くのですが、AWS公式ページではこれぐらいの記載しかないです。
淡泊だなーという印象を受けました。。

学習時点でのスキル、知識

SAAを勉強し始めた筆者のスキル、知識は以下の通りです。
オンプレ系の知識はあるが、クラウドの知見はあまりないといった感じ。

  • サーバがメインのインフラエンジニアで設計から運用保守まで対応経験あり
  • LPICWindowsのサーバ系の資格やOracleSQLServerのDB系の資格などを持っている(失効しているのもあり)
  • ネットワーク系の資格はないが、スイッチ、ルータ、FWなどの対応経験あり
  • AWSを業務で2か月ほど触ったことがある

学習教材

偉大なる先人の合格記などを調べて以下の教材を使用しました。

テキストは結果として3日で試験の情報を軽くインプットしただけでそれ以降はあまり使いませんでした。。。
Udemyの問題集も買いましたが以下の理由で、1回解いただけであとは使用しませんでした。

  • 問題が本試験に比べて難しい(試験2週間前に解いたのですが、40%ぐらいしか正解できなくて心が折れました)
  • 65問すべて解かないと解答のフィードバックを受けることができない

結果として、私にはUdemyの問題集は不要でした。。。
受験前の不安要素を完全に消したいという方はUdemyも勉強されてもいいかもしれません。

学習方法

AWS認定資格試験テキストを3日で読み切り、それ以降はWEB問題集の「SAA#80」以降を繰り返し解いていました。
「SAA#80」以降を3周程度、何度も間違える問題は何度も繰り返して知識を定着させました。

WEB問題集はひとつの単元が7問で構成されており、1つの問題を解くごとにフィードバックを受けることが出来るので「65問目を解くころには1問目の解答内容を忘れてしまった」みたいなことはありません。単元ごとの問題数が少ないので、隙間時間に学習ができるのでおススメです。
また、肌感覚で本試験の4割程度はWEB問題集と同じような問題、3~4割程度がWEB問題集の内容が理解できれば解ける問題、2~3割程度がわからない問題といった内容でしたのでこちらをメインに進める形で問題ないと思います。

WEB問題集は有料会員登録をすることで解ける問題や有効期間が変わってくるのですが、SAAを取得するだけであれば「ゴールドプラン」でSAPも視野に入れているのであれば、「ダイヤモンドプラン」がよろしいかと思います。

学習時間は毎日2~3時間で学習期間としては1か月程度なので、トータルの学習時間は80時間前後だと思います。
Udemyに手を付けなければ、70時間弱程度で合格できたと思われます。

実際の試験

すべての問題を解くのにほぼ130分フルで使いました。(ちなみに私は問題を解く際に時間をかけて、後戻りしないタイプです)
試験問題は見たことない問題と何言っているか分からない日本語で惑わせてきますが、しっかり準備して落ち着けば十分に合格可能であるという印象でした。

WEB問題集の「SAA#80」以降を解説含め理解し、6~7問正解出来るようなレベルになったら試験を合格できるレベルになっていると思いますので、あまり先延ばしせずに試験を受けに行ってしまった方がよろしいかと思います。

最後に

AWSのSAAはグローバルナレッジ社が発表している「稼げる資格 Top15」に毎年ランクインする資格になります。
ご自身のスキルアップのために皆さんもSAAの受験を検討してみてはいかがでしょうか。